前回は第一弾としてリールの技術特性について説明しましたがロッドも同じ様に技術特性やメーカーの特徴を知らずに買うのはとても勿体ないです。
もちろん新型モデルが出ても中身は大して変わらない事もあるのでその場合は安く旧型を買う事も出来るのでしっかり頭に入れておいてほしいですね!
それではどうぞ。
シマノのロッド技術特性を知ろう。
主に強度に影響する特性
スパイラルX | ブランクス基本構造の一つで曲げ、ねじれ、つぶれなどあらゆる方向に対し強度強化が施されている。 |
スパイラルXコア | スパイラルXの特性に加え東レ(株)のカーボンスリットテープでさらなる強度強化が施されている。 |
ハイパワーX | ロッドの補強素材でねじれを抑制する様にカーボンテープをX状に締め上げ、これによりブランクスの性能を最大限に発揮できる。 |
NANOPITCH | ブランクスを焼き上げる際より均一な圧力で締め上げ強硬度化させる製法。 |
マッスルカーボン | 通常のカーボン素材より高密度に束ねてある為、軽量かつ強硬度な素材。 |
Gクロスプロテクター |
継ぎ目の破損を大幅に軽減する。 |
トルザイトリング | トルザイトはガイド内側では現在の最高位の素材でガイドのラインが触れる所の素材をトルザイトにする事で傷、割れなどが起こりにくい。 |
主に自重に影響する特性
CI4 | シマノ独自のカーボン素材で軽量かつ強度も十分に確保されている素材。 |
CI4+ | CI4の上位素材でさらに軽量、十分な強度も確保されている素材。 |
主に感度に影響する特性
カーボンモノコック | カーボン一体成型グリップで余分なパーツを排除して中空構造になる事で軽量化と振動伝達率が上がる事で感度も良い。 |
ハイレスポンスソリッド | ソリッド穂先の事で当たりがあれば向こう合わせで掛けられる穂先 |
ブリッジライクシート | 表面硬度を高めコンパクトにする事で感度向上する。 |
その他に影響する特性
スクリューロックジョイント | 差し込み式ではなくねじ込み式で節目が抜けるといった事が激減する。 |
Xガイド | シマノ独自のガイドで糸がらみを激減させ穂先の軽量化により振りぬけ感、ライン追従性がUP |
ソフチューブトップ | ソリッド、チューブラー穂先の中間で軽量、高感度でしなやかさもある。 |
45㎝シルキーズーム | 45㎝間ロッドレングスの伸縮が可能 |
タフテック | カーボンソリッド穂先、ソリッドでも高感度なのが特徴 |
タフテックα | 高強度ソリッド穂先、穂先径、強度も保ちながら繊細に曲がるのが特徴。 |
タフテック∞ | タフテックαの上位互換。 |
シマノのロッド特徴について
どのロッドにもMLやM、そのクラスによって固さや許容ウェイトなどの仕様があるのは皆さまもご存じだと思います。
ただこの仕様は全メーカーで揃えた規格があるわけではないので参考程度にはなりますが実際あまりあてにならないんですよね。
同じMLクラスでも各メーカーごとに固さは違う、表記より実際に背負える重量も違う、で選ぶ側もいざ買ってみたら思ったのと違うなって・・・
実際に触ってみて確認するのが一番ですが初心者の方はもちろん分からないでしょうしネット購入の方も必ずしも店頭で実物を触ってから買えるわけではないので不安は残ると思います。
そこで僕が今までに触った感じで思った特徴をいくつか挙げておきますので参考にしてみてください。
タックルの選び方についての記事はこちら↓↓
この記事を見ている方は大体が釣り入門者の方が多いと思います。 なのでシーバスを狙ってみたいと一言でいえば簡単だけどまず必要な竿、リール、ラインはどれを選んだらいいのか何を基準に選んだらいいのか分からない。 そういった悩みを解決出来たらと[…]
ロッドの張り(固さ)について
基本的に張りは強い印象ですね。
悪い意味ではないですが固い竿はしっかり曲げこんで投げれば反発力が働き良く飛ぶのですがその反面使う人を選ぶので良く考えた方がいいでしょう。
魚を掛けた際にも影響し柔らかい竿だとバイト後にフッキングした力を竿が吸収してしまいフックの返しまで刺さりきらなかったりする事もありますがちゃんと魚を掛けられれば竿が魚に合わせて追従してくれるので暴れた際にも逃げられる事が少なくなります。
逆に固い竿だとはフッキングはしっかり決まりますがバイトを弾いてしまったり魚が暴れた際にラインにたるみが出来てしまい逃げられてしまう原因になってしまう事も・・・
これはどちらのタイプも一長一短なので好みで選んでもらえればいいですね。
許容ウェイトについて
これは記載されているウェイトなら誰でもしっかり投げられる印象です。
違うメーカーの中にはこのウェイト投げれないでしょ?って思う事もあるので記載通りなのは良い事です。
まぁおそらくどのメーカーでも表記の許容ウェイト内であれば投げる事は出来るのですがロッドが柔らかいと投げづらく感じてしまいます。
キャストがうまい人なら関係ないですが柔らかいと振り抜きやすい分重いウェイトだと竿がしなりすぎてしまい投げにくい、折れそうってなってしまいます。
僕はそもそも重いルアーを使わないという点もありますが本当に折れてしまったら嫌なので柔らかい竿を使う時には許容の8割くらいまでしか投げませんね笑
まとめ
ロッドの中には出回っている数の少ないものもあってなかなか手に取って確認する事も難しい物もあるのでそこはある程度は仕方ないですがネット購入も店舗購入もなるべく店舗で触ってみて曲げてから購入はした方が後悔する事は少ないと思います。
上手に買い物をする為に見極める目を養うのも大事なので買わなくてもいろいろ触ってみるのもいいかもしれませんよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様が満足するロッドに出会えますように!!
シマノリールの特徴と技術特性についてはこちら↓↓
ロッドやリールってメーカーごとに名前の違った技術特性があったり専門的な感じでとても分かりにくくないですか? もちろん最新鋭の特性が多く搭載されているような上位機種は買って後悔する事はないのでが3万以下のクラスになると搭載されている特性が前[…]
まだまだ駆け出しですがYouTubeチャンネルもありますので気に入って頂けたらチャンネル登録お願いします!
良ければポチっとお願い致します。
にほんブログ村