PEラインの号数は細さで決められていない?~購入時に気をつけたい点を解説~

以前PEラインについてメーカーによって微妙に太さが違う気がして調べている時に衝撃的な事を知ってしまった事を記事にしてみたいと思います。

詳しい人ならそんな事も知らなかったのかよって事ですが当時の僕にとって号数で決めていただけあってかなり衝撃的な事実でした。

 

特に初心者の人だと知らないのが当たり前ですし普段ナイロンやフロロカーボンを使っていて初めてPEラインに挑戦するという人も知らない事かと思いますので読んでもらえたらと思います。

それではどうぞ。

ラインの太さ=ラインの重量

ナイロンやフロロカーボンのようなラインはラインの直径を測る事が出来る為その直径を元に号数が決まっています。

ですがPEラインは繊維なので測るとラインが潰れてしまい測る事が出来ないんです。

 

なのでPEラインには号数の基準となるデニール値を決め直径の代わりにこれを測って号数が決められるわけなんです。

1デニール=1gとされていて9000mのPEを測った重量で決められています。

一覧表を作ってみました。

太さ(号) 強度(LB) 基準値(d)

0.1

2 20
0.2 4 40
0.3 6 60
0.4 8 80
0.6 12 120
0.8 16 160
20 200
1.2 24 240
1.5 30 300
2 40 400

 

メーカーで強度が違う理由

1号を見てもらえれば分かりやすいですが200が基準値で1.2が240となっています。

1.1号はありませんから200~239デニールが1号と言う事になります。

 

と言うことは200デニールにが一番細いというか正確な1号の太さとされているわけですね。

もちろん企業努力もあるでしょうし単純に強い糸、弱い糸があるとは思いますがメーカーごとに強度や太さが微妙に違うのはこの基準値に幅があるからではないでしょうか?

 

大体どのメーカーも表記している強度には間違いはないのですがこの239デニールと200デニールでは同じ1号でももちろん強度は違います。

細くて強いというのはそのラインが特別強いという訳ではなく表記上の同一号数なら強いというだけなので購入の際には注意してほしいですね。

 

このデニール値を公開しているメーカーもありますが公開されていないので知るのは難しいのが実情ですが中には公開しているメーカーもありその中から選ぶというのも期待通りのラインを選ぶ一つの手ではないでしょうか?

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まとめ

もちろん239デニールでも1号なので嘘は書いてませんが何とも紛らわしいですよね。

すべてのメーカーが200デニールが基準値なのであればどのメーカーも200デニールで統一してもらいたい所です。

 

とは言えメーカーもどうにか自社のラインを売ろうと考えた上の事ですからすべてのメーカーが肩を並べて基準値を揃えるというのは難しいとは思います。

なのでせめてデニール値を記載してほしいという所だと思うのは僕だけではないと思いますからユーザー側も記載されている強力のみをみるのではなくデニール値や太さをまじめに公表しているメーカーのラインを購入する事で信頼できる商品が世に求められているという事をメーカー全体に浸透していってくれたらと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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