【釣果UP】シーバスでバラシが多い人は必見、その原因と解決法

シーバスって他の魚種と比べてもバラす事が多い魚ですよね。

10本に1本くらいの割合でなら許容範囲ですが2、3本に1本の割合とかになってくると多すぎるように思います。

 

そのバラシにもいろいろ原因があって、これから話す内容にいくつか心当たりがある事もあるかもしれません。

折角掛けた魚をバラすのは悔しいですしその後の釣果に関わる事だってあるのでぜひ参考にしてもらえたらと思います。

 

それではどうぞ。

 

バラシの原因

まずはなぜバラシてしまうのかその原因を突き詰めていきましょう。

バラシが多い人は必ず当てはまる所が当てはまると思うので見てください。

テンションの緩み

バラシが起きる一番の原因はこれではないでしょうか。

特にシーバスはエラ洗いなどで水面に出てきた時にロッドを立てたままだと一瞬テンションが緩み魚が暴れた際にルアーが振り回される事で外れてしまう現象です。

 

この時にテンションが緩んだままだったりフックが貫通してなかったりすると簡単に外されてしまいますね。

どちらのフックにも掛かればまずバラす事はなくフロントよりリアに掛かる方がばれやすい傾向にあります。

フッキング

まずフックの返しまでしっかり刺さっていればエラ洗いをされても簡単にバラシてしまうような事はありません。

しっかり合わせたつもりでも竿のしなりや水の抵抗でその力はフックまで届いていないという事は良くあることですね。

 

特にライト寄りなタックルを使っている方は合わせが竿に吸収されるので注意が必要です。

フック

劣化していませんか?

フックは魚を掛けたり、根掛りを外したりした際はもちろんですが魚を掛けていないとしても海水にやられ先端が徐々に鋭さが失われていきます。

するとやはりいつもと同じようにフッキングをしてもしっかり刺さりづらいのでバラシてしまう頻度はあがってしまいます。

 

ルアーを使った後ボックスに放置している人や何度も使ったルアーのフックをそのまま使い続けている人は要注意です。

 

フック軸が太い。

トレブルフックにはM→MH→Hの3種類の針の太さがあるのはご存じだと思います。

通常、購入した時についているフックはルアーの大きさ、魚種によってさまざまですがシーバスならMHのものが多く採用されているように思います。

 

この太さについて、もちろん太ければ太いほど強いですがその分貫通させるのに力が必要になります。

あまりないと思いますがライト寄りのタックルでH軸を使っているなどは要注意です。

 

バラシを減らす解決法

先ほど挙げた例で当てはまる項目はあったでしょうか?

続いてはその項目ごとに解決法を挙げていこうと思います。

テンションの緩みを無くそう。

魚は基本逃げようとしているのでテンションが緩んでしまう時って限られています。

大体がエラ洗いの時でたまに魚が自分に向ってくる時もありますが後者はどうしようもありませんので素早く巻き取ってテンションを維持しましょう。

 

そしてエラ洗いの対策ですが一番効果的なのはロッドを水面近くまで下げる事ですね。

気をつけるのはロッドを下げる時にラインのテンションを維持したままにする事が必要です。

 

エラ洗いはテンションが掛かっている状態で浮かせてくるとやられるので極力浮かせない様にある程度時間を掛けながらやりとりするのも一つの手です。

タックルのパワーによって違いますがMLクラスのロッドだと50㎝未満くらいのシーバスなら一気に浮かせて水面を滑らせるように取り込んでいく事もできますよ。

 

フッキングをしっかり決めよう。

これは自分では気づいていなくても結構当てはまる人も多いと思います。

ロッドはしなりがある為結構な力を入れても意外とフックは貫通していないなんて良くあることです。

 

でもこれ以上力は入れられないよって人も安心してください、今以上の力はいりません。

いつも通りのフッキングのタイミングでロッドのベリー周辺まで曲がったらそのまますばやく軽く2歩下がるだけでいいのです。

 

それだけで自分の体重分力が加わりますし魚も逃げようとする力も加わりしっかりフックを食い込ませる事が出来ます。

足場が良くない所の場合同じタイミングでロッドの位置は固定しながら体をひねるだけで同じような効果があるのでぜひやってみてください。

 

タックル、セッティングを見直す。

上記の2つでかなりバラシは軽減されると思います。

これから下はそれでもバラシてしまうという人やもっと踏み込んでやりたいという方向けにタックルについて深堀していきます。

ロッドについて

ライトタックルの場合フッキング性能は弱いですがバイトを取りやすく魚の動きに追従する性能があるのでフッキングさえしっかり決まってしまえばこちらの方がやり取りは有利で、パワータックルの場合はフッキング性能が良く強引なやり取りも可能ですがロッドの硬さゆえにバラシやすいという特徴があります。

良い、悪い特徴を挙げていますがもちろん致命的という訳ではないので好みで使えばいいのですが弱点を補う方法はあった方が良いというお話です。

 

ライトタックルの最大の弱点はフッキング性能です。

これを補うにはフックの太さをワンランク落とす事、フックが鋭い状態を維持する事、この2つが最大の肝になってきます。

 

パワータックルの最大の弱点はロッドの追従性能が弱い事です。

これを補うにはフッキング性能を活かしてフックを太軸にしてパワーファイトで浮かせて取り込みを早くする、これが肝になってきます。

 

フックの太さについて

大体売られているものではMHが一般的で細軸がM、太軸がHとなっています。

ルアーとのバランスもあるので2ランクほどの太さを変える場合つけたあと変な動きになってないかチェックする事も必要です。

 

フックを細くする事はフッキング性能を高める事が出来る為ライトタックルには有効な手段です。

その分フック自体の強度弱くなるためスズキクラスと判断した場合強引なやり取りはせず時間をかけてゆっくり対処しましょう。

 

フックを太くする事によって強度を高め、強引なやり取りが可能になるのでパワータックルにはおすすめです。

浮かせた後一気に取り込めるのでバラす事も極端に少ない方法ですね。

 

太さには関係ありませんがバーブレスは最強のフッキング性能を持っているので候補にあげてみるのもいいですよ。

既存のフックの返しをプライヤーで潰すだけでも簡易的なバーブレスが作れます。

フックの管理

ロッドやリールは帰って水洗いなどの簡単なメンテナンスをする人も多いはず。

でもルアーはボックスに放置してそのまま次回も使うという人がほとんどではないでしょうか?

 

魚を掛けたりや根掛りをしてなくてもフックは結構傷んでくるので釣行毎の塩抜きは絶対した方がいいですよ。

いくら良いフッキングをしても、フッキング性能を高めても針の先端が鋭くなければ意味がないですかんらね。

 

もちろんちゃんと毎回塩抜きをしていたとしてもフックは消耗品なので交換が必要です。

針の先端を指に軽く載せて引っ掛からなくなったら研ぐか交換しましょう。

 

まとめ

以上でバラシ軽減については終わりですが如何だったでしょうか?

そんなん知ってるわという人、これははじめて知ったという人もいると思いますが結構突き詰めていけば魚を掛ける前に出来る事ってたくさんあります。

 

特にタックルセッティングについてはタックルによって変わってきますのでこれが正解というものはありません。

なのでこの記事を参考に自分のタックルでどうすれば一番良いか考えながらやってみてくださいね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

それでは皆様良きフィッシングライフを!!

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